美容師という仕事と首の痛み
今回は2024年4月から当院に通ってくださっている40代の美容師さんのお話です。
『仕事をしていると首が熱を持つように痛む』──これは首の痛みや肩こりや背中の痛みは美容師さんに多いお悩みです。
施術中は同じ姿勢が続き、前かがみになることも多く、猫背のクセが強くなりやすいのが特徴。
シャンプーやカット、カラーなどの施術は腕を上げ続ける作業が多く、首や肩への負担は日々積み重なります。
これまで整体に通っても、1週間働けば痛みはすぐに戻ってしまう状態。
ジムで筋トレをしたり、動画サイトのストレッチを取り入れたりしても改善は見られず、
『もう何をしたらいいのかわからない』というところまで追い込まれていました。
抱っこと猫背がもたらす影響
お子さんの登園時には抱っこが欠かせず、日常生活そのものが首や背中の負担に直結。
『猫背だね』と周囲から指摘を受けることもあり、ご本人も強く自覚していました。
さらに右の背中が盛り上がるような側弯もあり、見た目にもアンバランスさが表れていました。
『美容師だから仕方ない』と諦めそうになりながらも、仕事の質や家族と過ごす時間に直結するため、
どうにか改善したいという強い想いを持ち続けていたのです。
改善のカギは“通院リズム”
最初の3か月間は2週間に1度の通院、その後は3週間に1度へ間隔を広げていき、そして今年に入ってからは月に1度のメンテナンスで十分な状態を維持できるようになりました。
実は3回目の来院(約1か月経過)で首の強い痛みはほぼ消失させることができました。
ただし、猫背や歪む感覚は残っていたため、定期的な施術とセルフケアを組み合わせて改善を続けることが大切でした。
セルフケアが習慣に変わるまで
大きなポイントは『通院だけに頼らなかったこと』
ご自宅でのストレッチや筋膜リリースローラーをコツコツと続け、身体の変化を実感できるようになりました。
『やれば楽になる』、『効果がある』と体感ができると、セルフケアは“義務”ではなく“習慣”に変わります。
逆に、さぼった時には不調がすぐに現れることを実感しており、これが強いモチベーションにもつながっています。
最近では『下半身のケアを先に行うと肩甲骨の動きが良くなる』と気が付かれて、身体の連動性を理解した工夫も取り入れています。
こうした気づきが得られるとセルフケアは楽しくなり、忙しい日々の中でも自然と続けられるようになります。
繁忙期でも乗り越えられる身体へ
美容師という仕事は繁忙期が明確で、忙しい時期には休憩もままならないことが多いです。
以前は首の痛みで集中力を欠き、仕事後にはぐったりする日もありました。
しかし今では『セルフケアを続けていると身体が軽く、忙しい時期でも乗り越えられる』と実感できるように。
整体で身体を整え、日常生活でセルフケアを取り入れる。
その両方がかみ合うことで、安心して通院間隔を広げられる身体へと変わっていきました。
セルフケアで身体は変えられる
今回、首の痛みと猫背に悩んでいたのは美容師さんでした。
整体とセルフケアを両輪として取り組んだ結果『痛みゼロ)にまで改善し、現在(2025年9月)は概ね月に1回のメンテナンスで十分に。
同じように『何をしても改善しない)と悩んでいる方にお伝えしたいのは──
『正しく整えて、正しくケアをする』ことで身体は変えられるということです。
つまり、自分い合ったセルフケアの方法を丁寧に続ければ身体は変えられるのです。
猫背や首・肩の不調に悩む方、そして『もう改善は無理かも』と諦めずに一歩踏み出すことで、未来の身体は年齢に関係なく確実に変わります。
関連ページ:セルフケアと身体の変化について
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