千種区にお住まいの43歳の女性の方のお話。
現役で千種区を中心に活動されているヨガインストラクターの方の症例です。

股関節の痛みに悩まれていた『身体を扱うプロ』の方が当院を訪れた背景には、数年前から続く股関節の痛みとなかなか改善しない猫背がありました。

ヨガやピラティス、セラピストなど身体を仕事にしている方にとって、股関節の不調は動きの質や指導の信頼性に直結します。
彼女もまた、レッスン中は動けるものの、日常のふとした瞬間に感じる痛み、詰まりや重さに悩まされていました。

『このまま悪化したら、将来、動けなくなってレッスンができなくなるかもしれない』

その不安は次第に大きくなり、将来のキャリアそのものへの恐怖へと変わっていったそうです。


筋力アップのための習慣が…痛みの始まりに

3〜4年前から、将来を見据え『筋力をつけておこう』とスクワットを日課に取り入れたのが始まりでした。

ヨガ指導者として身体を維持する責任感もあり、トレーニングという選択自体は前向きで理想的なものでした。
しかし次第に、次のような違和感が現れるようになります。

・あぐらをかくと股関節が痛む

・日常生活でふと腰が重い

・股関節に引っかかりを感じる

・長時間座った後に立ち上がりにくい

整形外科でのレントゲンでは『股関節にやや変形がみられる』との所見。
『年齢や変形の影響なら、うまく付き合うしかないのかも…』と半ば諦めかけていたといいます。

しかし身体を評価すると、実は痛みの本質は別のところにありました。


プロの身体に潜んでいた『硬さの連鎖』

検査を進めると、ヨガインストラクターとして高い柔軟性を持ちながらも、特定部位に強い制限がかかっていることが分かりました。

柔らかい=自由に動くとは限りません。
彼女の身体には『可動域は広いが、滑らかに使えない』という状態が存在していました。

■胸椎(背中)の可動性低下
猫背を気にされていましたが、胸椎の分節的な動きが失われ、胸郭の可動性が低下していました。
呼吸も浅くなり、体幹のしなやかさが損なわれていました。

■腹筋群の過緊張
体幹の意識が強い方ほど腹部は常に緊張しやすく、呼吸や背骨の運動を制限します。
安定させようとする努力が、結果的に可動性を奪っていました。

■内転筋や中臀筋の硬さ
スクワット習慣の影響で股関節周囲筋が過度に緊張し、関節の滑走を阻害していました。
支える筋肉が働きすぎることで、関節はロック状態になっていたのです。

つまり彼女の身体は『筋肉が弱い』のではなく、強いがゆえに硬く、動きにくくなっていた状態でした。
このアンバランスが股関節への負担を集中させ、変形や痛みを助長していました。


同じ手技でも結果が変わる理由

お話を伺うと、彼女は以前、名東区や千種区の整体院でKenYamamotoテクニック(KYT)を受けた経験がありました。
しかしその時は『全く変化を感じなかった』とのことでした。

KYTは非常に論理的で有効性の高い整体メソッドですが、重要なのは手技そのものではありません。

どの筋肉が原因で、どの順番で整えるか

この解剖学的評価がズレると、結果は大きく変わります。

当院では痛みのある局所だけでなく、

・背骨の分節運動

・呼吸パターン

・股関節と骨盤の協調性

・日常動作の癖

・トレーニング習慣の影響

を総合的に再評価し、身体全体の連鎖を基準に調整を行いました。
局所ではなく『運動連鎖』として身体を捉え直したことが、結果の差につながりました。

KenYamamotoテクニックの考え方については当院の過去のブログでも解説しています。

【KenYamamotoテクニック関連ブログ】

https://good-body.jp/?s=KenYamamoto%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF


鍛える前に整えるという選択

初回施術後には身体には明確な変化が現れました。

・あぐらが楽に組める

・股関節の詰まり感が軽減

・立ち上がり動作がスムーズ

・後屈動作が大きく改善

ご本人も『全然違う】と驚かれていました。
動きの軽さだけでなく、身体への安心感が戻った瞬間でした。

そこで僕は次のようにお伝えしました。

『今は筋トレを頑張る段階ではありません。まずは柔らかく使える筋肉に変えていきましょう‼』

鍛えること自体は間違いではありません。
しかし順序を誤ると、努力は負担へと変わってしまいます。


筋肉は強さより質が未来を守る

どれだけ筋力があっても、硬く滑走しない筋肉は関節を守れません。

今回のケースでも、股関節の変形そのものが問題ではなく、周囲筋の使い方の質が痛みの本質でした。

身体は連鎖しています。
一部を鍛えるほど別の部位に負担が集まります、逆に連鎖が整うと少ない力で動けるようになります。

だからこそ重要なのは、整える→使える→鍛えるという順序です。
これは運動指導者や身体を仕事にする方ほど重要な原則です。


千種区で股関節の痛みに悩んでいる方へ

・トレーニングをしているのに不調がある

・柔軟性はあるのに動きづらい

・股関節や腰の違和感が続く

・ケアをしても改善が長続きしない

もし当てはまるなら、それは鍛える順番が違っているサインかもしれません。

身体の質が変わると、動きの安心感は大きく変わります。
痛みへの恐怖が減ると、動きそのものも変わっていきます。

将来への不安を抱えながら動き続けるのではなく、安心して身体を使える状態へ。

千種区で股関節の痛みにお悩みの方、特にヨガ、ピラティス、セラピストなど身体を使う仕事の方は、一度ご相談ください。

 

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