膝の痛みで正座ができなかった方の改善例

先日で3回目の施術を受けた患者さまのお話です。

3か月ほど前から膝の痛みで正座ができない状態

お正月に親戚や家族の集まりがあった際も、自分だけ床には座れず、低い椅子を用意してもらって座る状態だったとのこと。
もちろん、しゃがむ動作も膝に痛みがありました。

このような悩みを抱えている方は意外と多く、日常生活の中で『膝の痛みをかばうクセ 』がついてしまい、さらに負担をかける悪循環に陥ることがあります。
痛みを放置してしまうと、膝だけでなく腰や股関節にも影響が出ることがあるため、早めの対策が重要です。

20代のころの膝の骨折が影響?

この患者さまは20代のころに膝の骨を骨折した経験がありました。
そのため、『過去のケガが今の膝の痛みに関係しているのでは?』と考えられがちですが、実際に膝の動きを詳しくチェックすると…

仰向けで膝を曲げてみると、完全には曲げられないが深くは曲げられる
伸ばす方向には痛みも違和感もない

つまり… 変形性関節症のような関節そのものが壊れているわけではなく、筋肉の硬さが影響している可能性が高い ということがわかりました。

筋肉の影響で膝が曲がらない?

膝の可動域制限は、ほとんどの場合 大腿四頭筋(太ももの前の筋肉) の硬さが関係しています。

さらに、以下の筋肉も膝の動きに大きく関わっています。

腸腰筋(背骨、骨盤、太ももの骨を結び股関節を動かす筋肉)
中殿筋(お尻の筋肉で歩行を安定させる)
大腿筋膜張筋(太ももの外側の筋肉)
腹筋(姿勢の安定に関わる)

膝の痛みの改善には、膝周辺だけでなく、体全体のバランスを整えることが重要です。

3回目の施術で痛みがほぼゼロに!

施術を重ね、3回目の施術後に患者さまから…
『膝の痛みがほぼ0に近い‼』
という嬉しいお言葉をいただきました。

施術の後に試しに正座をしていただいたところ…
ほとんど痛みがなく正座が可能‼
数分間、正座のまま会話ができる状態に‼

膝をかばうと、真っすぐに立つことが難しくなります。
また、膝をかばうことで歩行時の横ブレが大きくなり、多くの方に 腰痛が現れる 傾向があります。

膝の痛みと腰痛の関係とは?

膝の痛みをかばう動作が続くと、次のような変化が体に起こります。

歩くときに片足に体重をかけるクセがつく
身体の重心がずれて、腰に負担がかかる
股関節の可動域が狭まり、身体のバランスが崩れやすくなる
膝だけでなく、腰や足首にも違和感が出る

この患者さまも、膝の痛みだけでなく 腰痛 にも悩まれていました。

しかし、膝の痛みが改善されることで、腰痛の症状も軽減される可能性があります。
今後も施術を続けながら、膝だけでなく 全身のバランスを整えていくことが大切 です。

施術後の生活習慣の見直しも大切

この方に注意してもらったことは、ソファーで寝ないことできるだけ毎日シャワーではなく湯船に入るようにすること でした。

普段の生活習慣も、膝の回復に影響を与えます。
日々の姿勢や動作を見直すことで、より良い状態を維持しやすくなります。

同じような症状でお悩みの方へ

すべての症状が当院の施術で確実に改善ができるわけではありません。
丁寧なセルフケアの継続が肝心ですし、症状が良くならない場合は医療機関の受診をお勧めしていますのでご理解をお願いします。

膝の痛みで正座ができない、階段の昇り降りがつらい、しゃがむと痛みがある…
そんな悩みをお持ちの方は、一度ご相談ください。

膝の痛みは、適切な施術とケアを行うことで改善する可能性があります。
痛みを我慢せず、身体のサインを見逃さずに、早めに対応することが大切です。


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同じように膝の痛みで悩んでいる方、腰痛が続いている方は、ぜひ一度ご相談ください!

 

 

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