「なんか右側の肋骨だけ浮いてる気がする…」

 

「Tシャツが片方だけズレるのが気になる」

 

そんな“ちょっとしたずれや違和感”に気づいたことはありませんか?

実はこの違和感、単なる見た目だけの問題ではなく、 呼吸の浅さ疲れやすさ自律神経の乱れ、さらには肩こりや腰痛の原因になっていることもあるのです。

今回は、

  • 肋骨の左右差が起こる原因

  • それが身体に与える影響

  • 自宅でできるセルフチェックとケア方法

  • 整体で整えるべき理由

について、整体の視点からわかりやすくお伝えしていきます。
読み終わる頃には「私も一度チェックしてみようかな」と思えるはずです。


【よく耳にするお悩み】

当院に通われている方の中には、こんなお悩みを抱えている方が多くいます。

  • 「左のブラ紐だけ落ちやすいんです」

  • 「鏡で見たら肋骨の高さが左右で違ってて気になります」

  • 「いつも服が片方だけズレてしまうんです」

このように、肋骨の左右差による違和感は、見た目の問題として気づかれることが多いです。


“ちょっとしたズレや違和感”の背後には、 姿勢や呼吸のクセ、筋肉の硬さのアンバランスなど、日常生活で蓄積された要素が隠れています。

幸いなことに、放っておいてもすぐに痛みが出るわけではありません。
しかし、放置することでいつの間にか背骨や骨盤への影響が広がり、 結果的に肩こりや腰痛、疲れやすさ、自律神経の乱れにつながることもあるのです。


【肋骨の左右差が生まれる原因】

肋骨そのものは硬い骨ですが、その周囲には呼吸に関わる筋肉や筋膜、内臓を包む結合組織が密集しています。

肋骨の左右の差が出る主な原因には、次のようなものがあります

 

  1. 猫背・反り腰などの姿勢の崩れ

  2. 過去の胸のケガや骨折、お腹や胸の手術歴

  3. 横座りや片足重心など、日常動作の偏り

  4. 内臓の下垂や機能低下による腹圧バランスの崩れ

  5. アンダーバストライン付近の硬さ

特に多いのが「浅くて速い呼吸」の人。
スマホやデスクワークで前屈みの姿勢が続くと、肋骨の下部が圧迫されて動きが制限されてしまいます。

また、肋骨の高さが違う方や肋骨が硬い自覚のある方には、共通してアンダーバストのライン(胸から背中にかけて)をぐるっと囲む部分が硬くなる傾向があります。
そこが制限されることで肋骨の開閉が狭くなり呼吸が浅くなるということです。


【肋骨の左右差が身体に与える影響】

肋骨の左右差は、単なる見た目の問題ではありません。
実際には、以下のようなさまざまな不調と関係しています

  • 呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが減ることで疲れやすくなる

  • 背骨の湾曲に影響し、腰痛や肩こりを引き起こす

  • 片側の腹筋・背筋に負担がかかり、左右の筋バランスが崩れる

  • 自律神経のバランスが乱れやすくなる

当院でも「左右差を整えたら呼吸が深くなった」、「疲れにくくなった」といった声をよくいただきます。

特に40〜50代の女性では、「病気じゃないけど、なんかずっとすっきりしない」 という“未病”の状態が多く見られます。
肋骨の左右差が、その状態に密かに関係していることも少なくありません。


【自宅でできるセルフチェック】

気になる方は、次のような方法でご自身の肋骨の左右差をチェックしてみましょう。

  1. 鏡の前に立ち、両手を腰に当てる

  2. 肋骨の一番下(第10肋骨あたり)に目を向け、左右の高さを見比べる

  3. 片方だけ浮き出ていたり、下がっていたりしていないかを確認

さらに、深呼吸をしたときにどちらかの胸やお腹だけが膨らむ場合、 すでに「左右の動きの差」が出ている可能性があります。


【自宅でできるセルフケアやストレッチ】

違和感がある方は、次のような簡単なケアをぜひ取り入れてみてください。

  • 肋骨ほぐし:肋骨の下側に手を当て、呼吸とともにやさしく圧迫と解放を繰り返す

  • 横隔膜呼吸:仰向けになり、腹式呼吸を5〜10回ゆっくり繰り返す

  • 体側ストレッチ:立ったまま身体を左右に倒し、肋骨周辺を伸ばす

ただし、これらのケアで一時的に楽になることはあっても、 根本的なアンバランスや長年の姿勢のクセまでは一人で整えるのが難しい場合もあります。


【当院の整体で整える意味】

当院では、身体全体のバランスを見ながら、 左右差の出ている筋膜、関節、呼吸の連動性などを丁寧に調整していきます。

当院では以下のようなアプローチを行っています

  • 解剖学に基づいた筋膜や筋肉の調整

  • 呼吸パターンの見直しと再教育

  • 姿勢と内臓圧バランスの調整

これにより、肋骨の自然な可動性を取り戻し、 全身の巡りや呼吸の質が向上することを目指します。

実際にご来院された方からは、

  • 「寝るときの呼吸が楽になった」

  • 「歩くときの重心が安定した」

  • 「肩こりや疲れが気にならなくなった」

といった変化を感じていただいています。


【おわりに】

肋骨の高さの違いは、誰にでも起こりうる小さな“身体からのサイン”です。

「なんとなく違和感がある」 「以前より呼吸が浅くなった気がする」

そんなふうに感じたら、今が身体と向き合うチャンスかもしれません。

整体で整えることで、呼吸や姿勢、そして毎日の生活の質が変わっていくこともあります。

「これって整体で見てもらえるのかな?」 そんな小さな疑問でも、どうぞ気軽にLINEからご相談ください。


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