『今日も頭痛薬を飲まないと不安…』
頭痛薬が手放せなかった42歳女性が、身体の状態を見直しながら改善していった症例を通して、慢性的な頭痛や肩こり、腰痛がどのような経過をたどって改善していったのかをご紹介します。
また、日常生活での身体の使い方と症状との関係についても触れながら、僕がが施術を通して大切にしている考え方や身体づくりへの取り組みについてお伝えしていきます。
『今日も頭痛薬を飲まないと不安…』
そんな毎日を過ごしている方も少なくありません。
頭痛は周囲から見えにくい症状だからこそ、つらさを理解してもらえず、一人で我慢している方も多いのではないでしょうか。
今回は、幼稚園に通うお子さんを育てる42歳女性のお話です。
慢性的な頭痛に加え、肩こりや首こり、腰痛にも悩まされており、頭痛薬が手放せない状態でご来院されました。
施術を重ねながら身体の使い方を見直していった結果、約2ヶ月半後には頭痛薬を飲まなくても過ごせるようになりました。
もちろん、すべての頭痛が同じような経過をたどるわけではありません。
しかし今回のお話は、『身体の状態を理解すること』と『日常生活での身体の使い方』が症状改善に大きく関わることを改めて感じさせてくれたケースでした。
その経過をご紹介します。
ご来院のきっかけ
患者さまが当院を知ったきっかけは、ブラックボードやチラシでした。
来院の決め手になったのは、『近所で通いやすかったこと』そして、『口コミの評価が良かったこと』だったそうです。
小さなお子さんがいると、自分のために遠くまで通院する時間を確保するのは簡単ではありません。
そのため、『無理なく通える距離にあったこと』は大きな安心材料だったようです。
特にお困りだったのは頭痛でした。
頭痛薬を飲まないと不安になり、常に持ち歩いている状態。
少し頭が重く感じるだけでも薬を飲みたくなり、『薬がないと不安』という気持ちが強くなっていたそうです。
また、車の運転中に後方確認をするため首を動かすだけでも痛みが出てしまい、日常生活にも支障が出ていました。
肩こりや首こりも慢性的に続いており、夕方になると疲労感が強くなることも多かったとのことです。
お子さんが幼稚園に入ったことで少し時間に余裕はできたものの、ご自身の身体をケアする時間までは取れず、症状は徐々に強くなっていったそうです。
検査で見えてきた身体の特徴
初回の検査では、いくつか特徴的な反応が見られました。
・座っていても立っていても重心が左に偏りやすい
・首を左に倒したり上を向いたりすると痛みが出る
・腰を反らすと首にも痛みが響く
・身体を捻る動作で脇腹に強い緊張がみられる
一見すると頭痛や首の問題だけに見えますが、実際には身体全体のバランスが崩れ、首や腰に負担が集中している状態でした。
頭痛があると、多くの方は頭や首だけに原因があると考えがちです。
しかし実際には、身体全体の使い方や姿勢のクセが影響していることも少なくありません。
今回の方の場合も、首だけを施術して解決するような状態ではありませんでした。
重心の偏りによって身体の一部に負担が集中し、その結果として首や肩の緊張が強くなり、頭痛につながっている可能性が考えられました。
ご自身も気付いていなかった身体の使い方の癖が、症状を長引かせる要因になっていたと考えられます。
まずは身体を理解することから
初回の施術後、『自分の身体で何が起きているのかが分かって安心しました』という言葉をいただきました。
僕が大切にしているのは、施術だけではありません。
『なぜ今の状態になったのか』
『どんな身体の使い方が負担になっているのか』
を一緒に確認しながら進めていくことです。
身体の状態を理解できると、不安が減り、自分自身でも身体を管理しやすくなります。
逆に、原因が分からないままでは、『また痛くなるのではないか…』という不安が残り続けてしまいます。
そのため、ご自宅でも取り組めるように
・重心を意識した座り方
・お尻周りのストレッチ
・日常生活での身体の使い方のポイント
などもお伝えしました。
難しい運動や特別なトレーニングではありません。
まずは自分の身体の状態を知り、少しずつ意識を変えていくことを大切にしました。
2ヶ月半後の変化
通院を重ねる中で、身体には少しずつ変化が現れてきました。
初回の施術後には肩こりや腰痛が軽減。
数回の通院後には日常生活で感じる痛みも大幅に減っていきました。
以前は首を動かすだけで感じていた不快感も徐々に減少し、運転時の後方確認も楽になっていきました。
また、肩や首の緊張が減ったことで疲労感も軽減し、『以前より身体が軽く感じる』と話されるようになりました。
そして7回目の来院時のこと『そういえば最近、頭痛薬を飲んでいません』というご報告をいただきました。
以前は常に持ち歩いていた頭痛薬が必要なくなり、頭痛への不安もほとんど感じなくなったそうです。
この言葉はとても印象的でした。
『頭痛がなくなった』というよりも『頭痛を気にしなくなった』という変化が起きていたからです。
症状が改善しても『また痛くなるかもしれない』という不安が残る方は少なくありません。
しかし今回は、その不安自体も大きく減っていました。
もちろん施術だけで変わったわけではありません。
ご自身の状態を理解し、ご自身でも身体の使い方を意識していただいたことが大きな変化につながったのだと思います。
痛みがなくなることがゴールではない
今回の症例で印象的だったのは、頭痛がなくなったことだけではありません。
患者さま自身が身体の状態を理解し、日常生活の中で身体の使い方を意識できるようになったことです。
身体は施術だけで変わるものではありません。
考え方や習慣が変わることで、身体も少しずつ変化していきます。
僕は以前から『痛みがなくなったら終わり』ではなく『自分で身体を管理できるようになること』が大切だと考えています。
整体院は痛みを取る場所というイメージがあるかもしれません。
もちろん痛みを改善することは大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、痛みを繰り返しにくい身体づくりです。
身体の状態を理解し、自分で気付けるようになると、小さな不調の段階で対処できるようになります。
それが結果として、長期的な健康につながっていくのだと思います。
頭痛薬が手放せない方へ
もし、
・頭痛薬が手放せない
・肩こりや首こりを繰り返している
・腰痛が慢性化している
・痛みの原因が分からず不安を感じている
そんな状態でお悩みでしたら、一度ご相談ください。
まずは今の身体で何が起きているのかを一緒に確認するところから始めていきましょう。
痛みだけを見るのではなく、あなたの身体全体を確認しながら、これから先も快適に過ごせる身体づくりをサポートします。
痛み止めは悪者ではありません。
必要な時には助けてくれる大切な存在です。
ただ、『なぜ飲み続けなければならないのか』を考えることも大切です。
頭痛は身体からのサインであることもあります。
そのサインを無視するのではなく、一度立ち止まって身体全体を見直してみることで、今まで気付かなかった原因が見えてくることもあります。
・薬を減らしたい
・頭痛を気にせず過ごしたい
・自分の身体をもっと理解したい
そう思われた方は、お気軽にご相談ください。
安心して毎日を過ごせるよう、一緒に身体と向き合っていきましょう。

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